実録!オール電化への道!

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リフォーム編

第3回 リフォームの経緯(前篇)

前々回、前回はいきなり工事の話から始めてしまいましたが、少し時間をさかのぼってリフォームに至る経緯をご案内したいと思います。


もともと妻の実家は、義理の両親世帯と祖母世帯の二世帯住宅でした。その祖母が昨年夏に他界し、家族の構成が大きく変化。それが大きなきっかけになりました。
生前の祖母が「もし自分が亡くなったら家を改築して一緒に住めばいいわ」と言ってくれていましたので、リフォームは祖母の希望でもありました。


また、長年祖父母と共に暮らし介護をしてきた経験から、介護のしやすい(されやすい)バリアフリーな家にしたいという義父の希望がありました。


そしてせっかくリフォームする以上は「オール電化」。これは欠かせません。IHクッキングヒーターはすでに導入済みでしたが、さらにエコキュートと太陽光発電の導入。娘婿である私の立場も考慮してもらっているのは言うまでもありません(笑


こうしてリフォーム計画が始動したわけですが、ここで義父の意外な才能が発揮されました。
なんと図面をパソコン(Excel)で作り上げてしまったのです。
初期の打ち合わせがスムーズに進んだのは、この図面のおかげなのかなと思っています。

Excelで図面を作るという方法はとても良いアイデアだったと思います。
手軽に修正・変更ができますし、メールに添付してやりとりすれば顔を突き合わせなくても打ち合わせが進みます。もちろん大切な打ち合わせのときは、きちんと集まって会議をしました。


モデルハウス巡り、リフォームフェア見学など順調に進むかに思えたリフォーム計画ですが、思わぬ落とし穴が待っていました。


なんと太陽光発電システムが設置できなくなってしまったのです。妻の実家は海岸線から直線距離で300mほど。メーカーによる「塩害のための設置不可エリア」に該当してしまいました。


同じ理由でエコキュートの導入も見送ることになってしまいました。室外機が塩害の影響を受けてしまうそうです。
耐塩害仕様のモノもあるそうですが、ここまで海岸線に近いと勧められないそうです。
結局、給湯設備は屋内に設置可能な電気温水器に変更になりました。

海無し県(埼玉)出身の私にとっては「塩害」という言葉自体、初めて聞くものです。
自然が相手では仕方ないことではありますが、とても残念です。
まれにこのようなこともありますのでオール電化機器、特に太陽光発電システムを検討されている場合は、早めに専門家の方に調査を依頼することをお勧めします。

少し長くなりましたので、後篇に続きたいと思います。
もう少しお付き合いください。

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